森の３日坊主

◆森の３日坊主◆

2003年9月12日「シャチホコムシ」
　
発見場所：国分寺市Ｘ山

クヌギの葉にいました。
変わった形をしてますが、ガの幼虫です。
これは威嚇の形態で、体を反った姿が鯱に似ているのでこの名前があります。
胸脚６本のうち前２本が短く、あとの４本が非常に長く、これらを震わせてアピールします。

歩くときの姿勢です。
目は全く見えていないようで、胸脚を震わせて辺りを探ります。
歩行には４対の腹脚のみを使います。
この腹脚も、他のイモムシよりも太く長く発達しています。

周辺に４頭もいました！
酸っぱい臭いのする液を出すのも、意外な発見です。
特殊なポーズは、体内の毒を天敵に知らせるためのようです。

次の報告。

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