森の３日坊主

◆森の３日坊主◆

「ヤノクチナガオオアブラムシとアリ」　

発見日時：2003年9月1日　
発見場所：国分寺市Ｘ山

エノキの幹にアリが群がっています。
まん中にアリマキがいて、その甘露を集めているのです。

アリが触角でアリマキのお尻を刺激すると「甘露」が出てきます。
ヤノクチナガオオアブラムシの口針は樹皮に深く突き刺さり、自力で抜くことが出来ないそうです。

良く見ると、アリマキのお尻を舐める一頭のアリだけ、お腹がふくれています。
このアリはその後コロニーを離れて、行列の中に去っていきました。
こうして甘露をそうないに運んでいるのでしょうか？
甘露を集めるこの一頭以外は何をするわけでもなく佇んでいますが、これは護衛なのかも知れません。

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