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2003年12月3日「クロスジホソサジヨコバイ(マエムキダマシ)」 発見場所:国分寺市X山
コブシの葉裏に奇妙な虫を発見。 つぶらな目が特徴です。 全長8ミリほど。
拡大して見ると、何かヘン・・・? そう、「目」に見えたのは羽の模様だったのです! 本当の頭は反対側なので、敵が思っていたのとは逆方向に、ピョ〜ンと跳ねて逃げてゆくのです。 ニセの目の横には、脚を思わせるスジ模様まであって、かなり巧妙な擬態です。 熱帯地方ならともかく、日本では珍しいパターンではないでしょうか?
体のつくりはヨコバイそのもので、クロスジホソサジヨコバイという和名が付いてます。 が、「マエムシダマシ」の方が、分かりやすいと思う・・・ ヨコバイ科 ホソサジヨコバイ亜科。
これも同じところにいた幼虫。 全身緑色のオーソドックスな擬態です。 だいたい11月以降の、寒い時期に見られます。 いろいろな木の葉裏に付くようです。 体長5ミリ程度。
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